肩・膝の痛み

肩の痛みを引き起こす主な原因

肩だけでなく、内臓や目、歯の病気が原因のこともあります

肩の痛みや肩こりに関係する病気や症状は多彩です。

●肩そのものに起因する場合

●肩の周囲の病気・症状<胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう)頚椎椎間板(けいついついかんばん)ヘルニア、脊髄(せきずい)の炎症やがんなど>

●スポーツ障害<野球肩など>

●目に原因がある場合<眼鏡やコンタクトレンズが合っていない、緑内障(りょくないしょう)、白内障(はくないしょう)など>

●歯やあごに原因がある場合<虫歯、かみ合わせが悪い、顎関節症(がくかんせつしょう)など>

●内臓や全身の病気が関係する場合<頭痛、狭心症(きょうしんしょう)、肺がん、慢性胃炎、胃潰瘍(いかいよう)、十二指腸潰瘍(じゅうにしちょうかいよう)、胆石(たんせき)、胆嚢炎(たんのうえん)、肝炎(かんえん)、肝硬変(かんこうへん)、高血圧、糖尿病、関節リウマチ、うつなど)

たかが肩こりだとあなどれません。もともと肩こりを引き起こしやすい体形<頚椎(けいつい)のカーブが緩い、なで肩、首が長いなど>や、姿勢や動作<パソコン作業、運転、編み物などの手作業、荷物が重い、猫背、頚肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)など>、ストレスや不安、きつい下着や洋服、コートが重いなどの条件が重なると、さらに痛みやこりが増します。
いつもと違う激しい肩の痛みやこりを感じたり、いつまでも痛みやこりが長引く場合は、整形外科やかかりつけ医の診察を受けましょう。

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監修の先生